コロナ禍でも感染対策をしながらスポーツ界は動いています。
土日となれば多くの子どもたちもスポーツを楽しんでいます。
サッカーも男女問わず、子どもたちが元気にグラウンドでボールを追いかけています。
スポーツ店でもネットショップでも多くのサッカー用具が販売されているので迷っているのではないでしょうか。
Jリーグチームや海外の有名チームのプラクティスシャツに目が行きますが値札を見て驚く事もありますよね。
他の用具も値段はピンからキリまであり、どれを買えば良いのか本当に迷ってしまいます。
ただ成長期の子供たちですからサッカー用具もしっかり選んであげたいものです。
ゴールデンエイジという言葉を聞いた事はありますか。
10歳から12歳までの運動能力が急速に発達する期間をゴールデンエイジと呼びます。
この大切な時期に良い指導はもちろんですが良い用具も大切です。
サッカーを始める前に揃えたい用具を紹介します。
ボール
小学生の公式試合は4号球で行われますので練習も4号球が相応しいです。
できれば日本サッカー協会(JFA)検定球がお勧めです。
ディスカウント店などでもサッカーボールは売られていますが耐久性は考えものです。
土のグラウンドだと表面の人口皮革がすぐに剥げてしまいます。
そうなると雨などで水分を含み、重量が増して足の負担が大きくなってしまいます。
しっかりとしたボールはサッカーの上達には欠かせません。
検定球と同じデザインですがレプリカとして販売されているボールもあるので注意が必要です。
子供のモチベーションを考えるとお気に入りのメーカーやデザインで選ぶのもアリです。
昔のような白と黒のサッカーボールは少なく、カラフルなボールばかりなので好きなカラーを選べます。
子供が毎日、ボールに触りたいと思わせるお気に入りを探してください。
スパイク・シューズ
スパイク・シューズは自分に合ったものを履いてください。
なかなか感覚的に難しいと思いますが自分の足に合わせる事は大切な事なので慎重に選びましょう。
まずはカカトを合わせてからつま先を確認してください。
足を入れてカカトをしっかり合わせてから紐を結んで立ち上がってサイズ感を調べます。
つま先は適度な自由が効く方が良いと思います。
「子供の成長が早く、長く使えるように大きめのサイズを買う」という考えをお持ちの方がいると思いますが実は身体の成長が著しい子供でも「半年で5ミリも伸びない」と言われています。
スパイク・シューズは消耗品と考えて下さい。
大きいサイズのスパイク・シューズでボールを蹴るとボールだけではなく地面も蹴ってしまいます。
そうなると怪我をするばかりではなく、正しい技術も取得できません。
自分に合ったスパイク・シューズは技術向上に必要不可欠なのです。
またスパイク・シューズは手入れすることによって型崩れを防ぎ、長持ちします。
子供に『道具を大切にする気持ち』を持たせる絶好のチャンスです。
サッカーバッグ
練習や試合への移動の際にはサッカーバッグが必要です。
選び方のポイントは両手が空くリュックタイプである事とボールやスパイクを別収納出来る事です。
そして軽量である事なのです。
子供は持ち物が多いと、つい忘れ物が多くなってしまいます。
ひとつのバッグにまとめられるタイプなら安心です。
練習着
速乾性のサッカー用プラクティスシャツは汗をかいても重くなりません。
汚れて洗濯しても、すぐに乾くので翌日の練習に使えます。
雨の日の泥汚れはその日のうちに洗わないと汚れが取れなくなるので注意して下さい。
上下ジャージセットもありますが暑がりの子供ですので薄手のピステとハーフパンツで練習するのが良いのではないでしょうか。
まとめ
これからサッカーを始める子供に大切な用具について書いてみました。
用具だけではなく会費や月謝などで出費が重なります。
少しでも安く済めば良いのですが安価な商品を選んでしまったばかりに買い替える事も少なくありません。
『安物買いの銭失い』にならないように慎重に選びたいものです。
必要に応じて順次購入すれば良いと思います。
子供達には自分の用具を大切にする気持ちを持ってもらいたいですね。

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